こんにちは。
今回は「南海トラフ地震が起きる前にするべきこと」について解説していきます。
皆さん、地震への対策は行えているでしょうか。
これを知っているかどうかで、あなたやあなたの大切な人たちの命に関わります。
地震への対策を大切な人たちと情報共有をし、命を守りましょう。
地震で家族を失った方の話
2024年1月1日16時10分にその地震は起きました。
能登半島地震です。
地震の規模は「M7.6」で、
内陸部で発生する地震としては日本でも稀な大きさの地震です。
その時、初詣から帰宅した私たち家族は次男である良太の
誕生日サプライズの準備をしていました。
長男である私は、2階でサプライズ動画を編集していました。
その時、突然の地震が私たちを襲いました。
今までの地震とは明らかに違う揺れでした。
大量の土砂が押し寄せ、階段から下はすでに崩れ落ち、
すでに家族の姿はそこにはありませんでした。
私は無我夢中で大量の土砂をかき分けました。
ですが、現場は二次被害の危険があり、近所の人に説得され、
その場を離れざるを得ませんでした。
後日、母と父、弟の良太が見つかったと連絡を受けました。
父は良太を守るように抱える状態で見つかりました。
父は息子を守ろうとかばっていました。
自分も怖いはずなのに…。
本当に最後の最後までかっこいい父親でした。
ですが、意識はなく、私は家族で唯一生き残ってしまいました。
家族を失った実感はなく今でも現実を受け止められません。
本当に今を大切にしてください。人を大切にしてください。
そして災害時に備えてしっかりと準備してください。
南海トラフで予想される被害
南海トラフでは静岡県から宮崎県にかけて一部では震度7となる可能性があります。
また、関東地方から九州地方にかけて太平洋沿岸の広い地域では10メートルを超える津波が想定されています。
より詳しい情報は気象庁の「南海トラフ地震について 」を確認してください。
間違ったデマ情報に左右されず、正しい情報を入手しましょう。
地震前の対応
地域の地盤の確認
地盤の強さは地域によって異なります。
地域の地盤の強さを知っておくことで対応がよりスムーズになるでしょう。
建物の高さ・階
地震の揺れは建物の高さや階によっても異なります。
高層階に住んでいる場合などは、より揺れに注意する必要があります。
同居者と防災会議
地震はいつ起こるか分かりません。
様々なケースを想定して話し合いましょう。
- 家の中でどこが一番安全か
- 避難場所、避難路はどこか
- 二次被害の可能性があるか
備蓄品・非常時持出品
目安として最低3日分の水や食料品は備蓄しましょう。
また、非常時出品は避難生活に必要なものを選び準備しておきましょう。
火災を防ぐ
様々な状況を想像し、出火防止に努めましょう。
消化器の使い方を理解し、使いやすい場所に備えましょう。
電気機器、ガス機器、石油機器には特に注意が必要です。
家具の転倒防止
箪笥や棚は金具などで固定しましょう。
ガラスなどには事前にフィルムを貼っておきましょう。
地方自治体によっては取付や費用などの補助を受けられる場合があります。
地震時の対応
地震の身を守る
まずは机などに隠れるなどして地震の身を守るように心がけましょう。
揺れがおさまってきたら戸を開け、出入り口を確保しましょう。
床の破片に注意
ガラスや食器の破片が床に落ちている場合は、十分に注意し、
靴を履くなどして怪我を防止しましょう。
広い建物の場合
スーパーやデパートの場合は柱付近に身を寄せましょう。
慌てず、係員の指示に従いましょう。
エレベーターによる避難はしないようにしましょう。
海岸付近
近くに高台がない場合は、3階建て以上の建物を見つけましょう。
第一波が引いたとしても、その後より高い波が来ることがあります。
絶対に戻ってはいけません。
山・丘付近
山にいる時に強い揺れに襲われた際は崖や急傾斜から離れましょう。
また、落石などに注意し、足元に注意しながら安全な場所に移動しましょう。
運転中の場合
強い揺れがあったとしても急ブレーキはしてはいけません。
前後に注意しながら、道路の左側に停車します。
スマホやカーラジオから情報を入手し、避難の必要がある場合は徒歩で避難しましょう。
地震後の対応
身の安全の確保
慌てず、地面などに落ちた破片等に注意し、
窓や戸を開け、出口を確保しましょう。
情報を確認
災害が発生した際はテレビやラジオなどから正しい情報の把握をしましょう。
消防署や警察などへの問い合わせは活動に支障をきたすためやめましょう。
二次被害への対応
地震が起きた際、火災などが発生する恐れがあります。
もし、火災が発生した場合は、ハンカチやタオルで口や鼻をしっかりと覆い、煙を吸わないように低い姿勢を保ちまょう。
避難の方法
避難する際は車を使わず、徒歩で避難をしましょう。
道中も混乱して、歩きづらくなっている恐れがあります。
それらに注意し、避難所に指定されている場所に向かいましょう。
地震対策グッズ
まとめ
今回は「南海トラフ地震が起きる前にするべきこと」について解説しました。
地震対策グッズなどを利用するとより便利だと思います。
しっかりと正しい情報を事前に入手し、地震対策を行いましょう。
これらは皆さんの命そして周りに人の命に関わります。
皆さんで情報を共有しましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。